アイスランドは人類が居住した最後の場所のひとつです。1100年以上前、ノルウェーのヴァイキングが偶然アイスランドを発見しました。壮大な氷河、轟く滝、そして幻想的な夜の自然ショーなど、なぜ多くの旅行者が世界の果てのこの国を訪れたいと思うのか、理解するのは簡単です。この国を特別にしている特徴はいくつもありますが、下に挙げるものが特に興味深いものです…

2つの大陸に同時に触れられます
世界で2つのプレートの間を泳ぐことができる場所はアイスランドだけです。同時に2つの大陸に触れられる唯一の場所もアイスランドです。つまり、北アメリカとユーラシア両方の大陸に接することができます。世界でも最もきれいな水のひとつがここにあります。シルフラの裂け目は200年にユネスコ世界遺産に認定されました。

鉄道がありません
アイスランドには鉄道システムがありません。建設資材の運搬用の鉄道はありましたが、人口が少ないため一般の人々は利用していません。

24時間で巡ることができます
24時間未満でアイスランドを巡ることができます。車でアイスランド一周を24時間でドライブすることも可能です。

赤ちゃんの名前はリストから選ばれます
赤ちゃんに名前を付ける際は、まず承認されたリストから名前を選び、名付け委員会から承認を得る必要があります。リスト以外の名前を付けたい場合も、委員会の許可が必要です。

赤ちゃんは寒い環境で寝かせられます
両親は赤ちゃんを寒い中でよく寝かせます。その理由は、免疫力が強くなると考えられているからです。

蚊がいません
アイスランドには蚊がいません。寒さのため、蚊が生息できる環境ではないからです。

マクドナルドは閉店しました
アイスランドにマクドナルドはありません。1993年に開店しましたが、高い税金と物価高騰により2009年に閉店しました。しかし、主な理由は住民によるボイコットにあります。アイスランド人が大好きな『Hamborgarabulla』という地元バーガーチェーンがあり、マクドナルドがそれに対抗してボイコットされるようになりました。

世界初の女性大統領
世界で民主的に選ばれた最初の女性大統領は1980年、アイスランドのヴィグディス・フィンボガドッティルです。

エルフの存在を信じています
アイスランド人の一部はエルフの存在を信じており、レイキャビク周辺にはエルフの学校があると考えています。その割合は約54％にのぼります。

名字の制度が独特
同じ家族でも全員名字が違うことがあります。アイスランドでは2人が結婚してもそれぞれ自分の名字を使います。男の子が生まれた場合、父親または母親の名字の語尾に「-son」が付き、女の子の場合は「-dottir」が付き新しい名字になります。

親戚確認アプリがある
付き合っている相手と親戚かどうかを確認できるアプリが開発されました。人口約36万人のアイスランドは、移民が非常に少ないため、親戚である可能性が高く「Íslendinga」アプリが作られました。

ホッキョクギツネ
唯一の在来哺乳類はホッキョクギツネです。アイスランドには8,000～10,000頭ほどのホッキョクギツネが生息しています。ホッキョクギツネは国際自然保護連合のレッドリストに載っています。

ハート型の信号機
アクレイリの町では、信号機の赤がハート型になっています。これは2008年の経済危機で人々の気持ちが沈んだため、士気を高めようと市がハート型にデザインしたのが理由です。